街のひかり病院ハピタル様 救急車ラッピングデザイン

福岡県大野城市の「街のひかり病院ハピタル」様の救急車のラッピングデザインを手がけました。昭和4年より「秦病院」として地域医療に努められていた本病院がロゴ、名称、そして病棟と続々リニューアルされる中で、民間救急車として保有されている車両のフルラッピングデザインの依頼をいただきました。

初稿デザインバリエーション

新しくなったロゴマークに込められた「この街の輝きを、医療で支える。」というメッセージを軸に、デザインアイデアを提案することにしました。
ヒアリングの中で、普段の稼働状況から、緊急性が高いシチュエーションでの使用はほぼないことなどを把握し、あえて一般的な救急車の見た目に寄せる必要はないことを病院側と相互に確認。
要望のあったロゴシンボルやキーカラーを大胆に取り入れたデザインへと候補が絞り込まれ、打ち合わせを重ねてデザインの完成に至りました。

完成デザイン

完成稿となったデザインは、「輝き」がモチーフのロゴシンボルをインスピレーションに、光が滑らかに流れていく様子と、車両が走行する動きに共通性を見出し、コンセプトとして落とし込みました。ロゴカラーの鮮やかなグラデーションと色の変化も相まって、スーッと光が動いていくような印象を持たせるビジュアルに仕上げました。
デザインの完成後は、データを入稿用に加工する作業を行なった後、カーラッピング業者様の施工を経て納車まで完了しております。